今、巷にはあらゆる経営戦略・理論・ハウツー・実践の本が溢れかえっています。
多くの経営者さんが月に何冊の本にも目を通し、良いと思ったものは実践にうつされたり、また思うようには機能せず中座してしまったり試行錯誤を繰り返されていると思います。

ドラッカーの法則はとてもシンプルです。

それはシンプルでないものは機能しない、本質はシンプルであるといったことなのです。

ドラッカーは言います。成果をあげるためには重要なことに集中しなければならない。あれもこれも取り組んでも拡散するたけで成果はあがらない。

成功するものはシンプルであり、だからこそ集中できるのです。
ドラッカーは複雑な取組みは成功しないと言います。

しかし、巷にはあらゆる経営に関する情報が溢れ、今にもオーバーフローしそうな勢いです。

そこでお薦めなのでが、ドラッカーの言う、劣後順位を決める。
すなわち、第一にやらないことを決めてしまうという考え方です。

まず今までの戦略や取組み、お客様、商品あらゆるものを一度棚卸してみて下さい。
ゼロベースで考えてみて、今からまた始めるとしたら取り組む価値のあることかどうかを検討します。
そして、陳腐化したもの、もうやる意味が無いものはすべて切り捨ててしますのです。
つまりやることの前に、やらないことを決めてしまうのです。

ドラッカーは言います。
会社のあらゆる取組み・書類などで、一度やめてみて、3か月何の影響もなければそのままやめてしまいなさい。と

やらないことを決め、本当に取り組むべき最重要なポイントが見えてきたら、そこに集中して取り組んでいきます。
集中しないと成果はでない。成果の反対は拡散である。
というのがドラッカーの考えです。

本当に重要な事のみを残して、あとは一度ストップして集中していきましょう。

レーザーのように集中するからこそ、大きな成果に繋がります。

そして集中のためには、まず捨てる、やるべきでないことを捨て去る勇気が必要なのです。

経営において、なにをやるかの前に、まず何を捨てるかということについて熟慮されてみて下さい。

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