今日は、危機時に持つべき、社長のマインドセットについてお話します。

■勝兵は勝ちて戦いを始め、

 敗兵は戦いを始めてから勝ちに行く。(孫子)

中国の兵法家、孫子の言葉です。

その意味するところは、

勝つチームの将軍は、気持ちの上で完全に勝ってから戦いに挑む。

負けるチームの将軍は、戦いを始めてから勝とうとするということ。

状況が厳しく、戦っているライバルとの力が拮抗している場合、勝つのは、勝氣につつまれたチームです。

ラグビーのオールブラックスのハカをご存じでしょうか?

試合前に、現地のアボリジニの呪術的な戦闘の踊りをすることで、メンバーを鼓舞し、相手を圧倒する迫力ある儀式です。

あれは、まさに勝負の前にチームに勝氣を作りだす行為です。

■リーダーは「勝氣」を作りだす必要がある

孫子の言葉からもわかるように、リーダーはチームに勝氣をつくりだす必要があります。

今、あなたの会社の士気は勝っているでしょうか?

それともコロナ禍の行き先の見えない脅威に不安の中でしょうか?

負けてるチームが勝ちに転ずる勢いを「モメンタム」といいます。

状況が厳しい時ほど、リーダーは勝つ空気・勢い(モメンタム)を作りださなければなりません。

是非、まず気分で完全に勝ち、今年はいける。

この脅威に私はまけない、私はきっと打開するぞ。

私は従業員を幸せにしてみせるぞ。

かならずあらたな打ち手と顧客への貢献をみつけるぞ。

私は、事業機会と利益を生みだすぞ!

と自己暗示をして、勝氣のマインドセットをして執務に取り掛かって下さい。

戦闘時、危機の時には、リーダーの心が勝っている、「勝氣」であるということがまず何よりも大事なのです。

そのためには、覇気のある仲間とあって、覇気のある学問と出会い日々研鑽することがかかせません。

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