今回は、ドラッカーの

「チームの目的メンバーの強みを爆発させて、弱みを中和することにある。」という大切なコンセプトを解説します。

このブログを見て頂くと、「組織力を最大化する方法」がわかります。

チームの正当性とは何か?

ドラッカーは言います。

「チームの存在意義、人が組織・チームに入る正当性とは何か?」

それは「人の持つ強みを爆発させ、持っている弱みを中和し意味なくさせることである。」と。

組織に入った時に、人が弱みばかり突かれて虐められたら、鬱になるだけです。そのようなチームに、人が属する正当性はありません。

ドラッカーは非常に正義感の強い人です。
リーダーの持つべき最重要なものは「真摯さ」というぐらいすごく真面目な人です。

チーム・組織についても、正当性を非常に大切にします。正当性とは、正しいこと(存在意義)です。

組織の正当性は、メンバーの各自の強みを伸ばして、弱みは皆で補い合う。
これこそマネジメントの役割です。

マネジメントの本質は人の強みを解放すること

人のエネルギー(持ち味・強み)を開放することこそ、「マネジメント」の本質です。

人の持つ「強み」のみが、高い成果を生みます。
「弱み・苦手」はいくら改善しても、平凡な成果しか生みません。(成果につながりません。)

人が何事かを成し遂げるのは強みによってのみである。
弱みはいくら強化しても平凡になることさえ疑わしい。
(ドラッカー)
 

強みに集中する

強みに集中する経営がドラッカーの経営。
人の強みにフォーカスするというのは、人を大切にするということです。
 

人間の尊厳を中心にする経営

 
人間の尊厳を中心にした経営というのがドラッカーのマネジメントの本質です。

ドラッカー経営・「マネジメント」の本質とは人間を中心にした経営である。

経営の中心に人間があるべきだ。人が活かされる組織であるべきだ。ということ。

人が活かされるためには、人の「強み」を見なければならいけない。
人の「弱み」を見るということは人を殺すことです。
人の強みを見る経営は、強みから卓越した存在になっていきます。
 

マネジメントは人のことである

 
人が組織の中で自己実現をし、幸せになるためにはどうしたらいいのかを、徹底的に考えたのがドラッカーの本質なのです。

何よりも人間の尊厳を中心に考えていくこと。
経済・資本よりも前に、まず人間の幸せを考えること。

「マネジメントとは人のことである。」
ドラッカーは、マネジメントとは人の尊厳のことであると訴えます。

「マネジメント」を実践することは、人間中心の経営・社会をつくるということです。

リーダーは、働く人を活かすから、存在意義を持ちます。

人間を活かす経営をいかにして実現するか、について論じたのが「マネジメント」という書籍。

「ドラッカーのマネジメント」の本質なんです。
 

人間中心の経営がドラッカーマネジメントの本質

 
人を活かす組織、リーダーとして正しいこと。
人を活かす経営。人に喜びを与える経営をいかに遂行していくか。

私がドラッカーに惚れ込んでいるのは、ドラッカーの「マネジメント」が人間の本質中心の経営を訴え続けるからです。

日本中にドラッカーの本質を伝えたい、その想いで、コンサルタントをやっています。

動画 ドラッカーマネジメントの本質

書籍『ドラッカーが教えてくれる 人を活かす経営7つの原則』

リーダーシップとは権力ではない。働く人を活かし、成果を上げる「責任」である。経営の中心は『人間の尊厳』にあるべきだと亡きドラッカーは訴えた。現代リーダーのための現場で実践できる『人間中心の経営』『立志の指南書』

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ドラッカーの伝道師・経営コンサルタント・村瀬弘介によるコンサルティング・
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