リーダーシップとは、リーダーが果たすべき、組織に対する2つの責任です。

【1】 組織に使命を確立し、高い成果を上げさせること 
【2】 働く仲間を活かし、魂を輝かせ、誇りあるものの一員とすること
 

人を幸せにする、経営のリーダーシップとは、ビジョナリー(未来志向)であり、
使命感をもって社会へ献身する、崇高なものです。
 

近年では、世界の貧しい人のために生涯を尽くした、マザー・テレサの姿に、理想のリーダー像(使命・献身)を垣間見ることができます。

リーダーシップは権力であり、人を管理・支配する事。という古い考え方は間違っています。

前近代的な考え方では、現代組織において、働く人を活かし、幸せにすることは不可能です。

そして、マネジメントの父・ドラッカーが言うまでもなく、リーダーの持つべき絶対条件は、人間として真摯(誠実)であることです。
(参考:エッセンシャル版 マネジメント 著者:P.F.ドラッカー)
 

リーダーは組織の使命の遂行・人を活かすという責任に負い、人格的に真摯な存在である
必用があります。

リーダーシップとは、あなたに突き付けられた、尊く、厳しい、試練です。

あなた自身の存在、「人としての在り方」、そのものなのです。
 

本書では、リーダーシップを7つのカンパニーの視点から定義し、人が幸せになる経営を実践するアイデアを解説していきます。

リーダーは、働く仲間に、仕事を通じて、最高の自己実現をさせる(生きている意義、魂の本当の目的に気づき、本当の命に目覚めた人生を送ってもらう)責任があります。

そのためには

【1】教育者として組織に学習させ、メンバーの人間的成長を実現し、

【2】顧客志向で社会の要求に応え、

【3】未来へ向けたイノベーションを行い、

【4】社会に貢献するために、高い成果を上げ続けなくてはいけません。

そして、

【5】働く仲間に、果たすべき使命に開眼してもらい、魂に火をつけ、人生を完全燃焼してもらえるよう、パワーを解き放つ必要があるのです。

人を活かし、組織の成果を上げなければ、戦前のような不幸な時代が再来する

世界大戦やホロコーストを目の当たりにしたドラッカーはマネジメント(人の尊厳が生かされる経営)というコンセプトを発明しました。
 

本書は、ドラッカーのマネジメント思想にインスピレーションを受け、著者独自の感性・アート・精神世界のエッセンスを融合し、人が幸せになる経営を「人間中心の経営・7つの原則」というアイデアへ結晶化させました。
 

マネジメント思想の根底にあるように、現代リーダーが率いる企業こそ、経済を発展させることで、戦争を防ぎ、人間が幸せになる・自由な民主主義社会を創造できます。
 

歴史上の戦争は、全て経済破綻から起きたと言っても過言ではありません。
 

経済の失敗は、胡散臭い独裁主義を生み、国民は主権を奪われ、専制君主によって、人の尊厳は砕かれます。(ヒトラー・スターリン・ポルポト・日本の太平洋戦争)
 

そして、経済の語源は経世済民、「世を經(おさ)め、民を濟(すく)う。」という意味です。
 

リーダーには、人が幸せになる、人間中心の社会を実現する義務があります。
あなたが、人類を幸せに導く、ビジョンを持ったリーダーです。
人を幸せにするという崇高な責任を強く心に受け止め、人間中心の経営を実践して下さい。
 

あなたの存在こそが、人を幸せにできる、リーダーシップ(正しい在り方)そのものなのです。

リーダーシップとは責任である。組織を通じて、幸せな社会を創る責任である

リーダーの2つの責任

【1】リーダーは働く人を活かす責任がある

【2】リーダーは組織に成果を上げさせる責任がある

書籍『ドラッカーが教えてくれる 人を活かす経営7つの原則』

リーダーシップとは権力ではない。働く人を活かし、成果を上げる「責任」である。経営の中心は『人間の尊厳』にあるべきだと亡きドラッカーは訴えた。現代リーダーのための現場で実践できる『人間中心の経営』『立志の指南書』

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