■組織のマーケティング感性を高める

『経営の第一目標はマーケティング(顧客志向・お客様)である』
【ドラッカー・創造する経営者】

企業は、自社の商品よりも、お客様に最大の関心を持つべきです。
お客様に関心を持つことで、ビジネスはパワーを得ます。
事業の勝敗を決めるのは、商品・競合ではありません。

事業の主人公はお客様です。

お客様に対する感度(お客様を感じる能力)をマーケティング感性といいます。

組織のマーケティング感性を高める必要があります。

次のワークで行います。

■組織のマーケティング感性を高めるワーク

【ワーク】
自己の仕事にとって、お客様志向の具体的な行動を10分以内でできるだけ
数多く付箋にかいて張り出して下さい。

■お客様志向の具体的な行動を書き出し、共有することで感性を高める。
 

 
10分で5個しか書けない人もいれば30個もかける人もいます。

この差が、マーケティング(顧客志向)感性の差なのです。

多く書ける人のビジネスがうまくいく可能性は高いです。

なぜならば、常日頃、顧客に向けての感性の高い、顧客志向だからです。

感性の高い人の感覚を共有し、組織全体の感性を高めるのです。

天才的な商人・マーケターと言われる人は、マーケティング感性を磨いているから、顧客に支持され、売れるビジネスが作れるのです。

例えば、松下幸之助は、接待時に、座布団の表裏の配置まで、細かく気を配ったそうです。

成功の裏には、顧客への圧倒的な気遣いがあるのです。

マーケティング感性(お客様への想い・関心)を高め続ける事を目的にワークを定期的に実践し、組織の持つ感性を高め続けます。

【ポイント】
ビジネスの勝敗を左右するのは「マーケティング感性」である。

日常の業務の中で、メンバーのお客様志向の感度を高めつづけることがビジネス
の成功のポイントである。

マーケティング感性とは、お客様志向の具体的な行動のことである。

 

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