■もしドラッカーが管理職研修をしたら?

ドラッカーコンサルタントの村瀬弘介です。

今回は、管理職になったら必ず学ぶべき、マネジメントの神様・ドラッカーの名言をまとめます。

ドラッカーの教えは、経営学のすべてのルーツです。
組織の次世代を担う管理職研修で学ぶべきテーマとして最適なものです。

村瀬がドラッカーの管理職研修をする時には、いつもドラッカーの精神を魂にのり移らせて研修を行います。

管理職研修の受講者からは、まるでドラッカーのいたこだ、ドラッカーの精神(スピリット)が乗り移ったようで、わくわくしたとお褒めの言葉を頂きます。

そこで、ドラッカーが管理職研修をしたら、最も大切にするであろうコンセプトと名言を、【ドラッカー・管理職研修の心得】として10か条にまとめました。

ドラッカー思想の根底にながれる、挑戦的で、起業家的なスピリットを、管理職が体得する時に、あなたの会社の次世代管理職は、自律的で、挑戦的な、起業家リーダーに進化します。

ぜひ、ドラッカーから管理職研修を受けている気分でマネジメントの神髄を味わってみてください。

■組織の優劣は何できまるのか?

ドラッカーは言います。「組織に優劣があるのではない。(マネジメントを)学んでいるかいないかの違いである。」

これは、管理職の能力に優劣があるのではなく、マネジメント(経営)をしっかり学んでいるかいないかが、組織のマネジメントに大きな差を生むということを言っています。

管理職研修こそ、マネジメントの本質であるドラッカーの考え方を学び、正しいリーダーシップの在り方を身につける絶好の機会です。

それでは、早速はじめていきましょう

この記事でまとめたこと

管理職は真摯であれ【管理職研修の心得①】

真摯さとは、「誠実・人間として信頼できる」ということです。
ドラッカーの哲学においては、管理職には能力よりも、人間としての真摯さが求められます。組織をマネジメントするためには、まず管理職の人格が真摯な人間でなくてはなりません。

人格が真摯であることによって、部下の信頼を勝ち取り、信頼をベースとしたマネジメントを行わなければ、フォロワーは何を軸にしていいのか、わからなくなります。
ドラッカーの管理職研修で教えるべきことは、まず管理職には、能力よりも人間として真摯であることが求められるということです。

ドラッカーのマネジメントにおいては、管理職の持つべき真摯さは、生来もっていなければリーダーになる資格がないとドラッカーが断言するほどです。
ドラッカーは管理職に、人間的に真摯、高潔であることを強く求めたのです。

出典:「マネジメント」 P.F.ドラッカー

効果的な管理職は必ずしも好かれるとは限らない【管理職研修の心得②】

ドラッカーの管理職研修の際に、多くのリーダーが誤解していることです。
それは、管理職になったら、部下に好かれなくてはいけないということ。

この誤解を研修では、きっちり訂正し、正しい管理職の姿をイメージできるようになります。ドラッカーは言います。「リーダーシップとは、正しさである。」と。

また、こうも言います。
「部下が管理職であるあなたのことを口うるさいと思っても、たしかにあの人の言っていることは正しいと思ってもらえることである。管理職のリーダーシップとは正しさのことである。」と。

組織をマネジメントする管理職になったからといって、必ずしも部下に好かれる必要はないのです。もちろん部下に嫌われたり、馬鹿にされたりする管理職では、メンバーからの信頼を得ることができず、組織をマネジメントすることはできません。

ドラッカーが管理職に求めるものは、一貫した価値観をもって組織をマネジメントすること。つまり自分が心の底から正しいと思うことを組織マネジメントの指針にせよと言うのです。

管理職が心から信じる信念があるからこそ、耳がいたくでも部下は、従います。
管理職は、好かれる必要はありません。ただ、組織にとって正しいという思いをベースに、部下との信頼関係を構築しながら組織をマネジメントする必要があります。

出典:「プロフェッショナルの条件」 P.F.ドラッカー

高い目標を設定できないものは管理職ではない【管理職研修の心得③】

ドラッカーの管理職研修では、すべての管理職を志の高いリーダーとして育成することができます。
通常の管理職研修と違い、ドラッカーは「起業家」のための学問だからです。
管理職研修とは言いつつ、実際は、「起業家に進化する」研修なのです。

そのため、研修を終えると、起業し、事業を率いることができるほど強い、次世代のリーダーを要請することができるのです。

ドラッカーは言います。
「リーダーシップとは、働く人の視座を高め、人格を磨き、制約を超えさせることである」と。
管理職はリーダーです。

リーダーの視座が低くては、組織のトップとして組織全体を見渡すこともできません。
部下を鼓舞して、組織に高い成果を上げることもできません。
管理職になったあなたの志は、天よりも高く、組織を高い視点に導いていく必要があるのです。

ドラッカーが管理職に求めるものは、まず志、視座の高さ、なのです。
管理職が掲げた目標以上に組織が成長することはありません。
そのため、管理職であるあなたの掲げる目標は、部下を鼓舞するくらいに、高いものである必要があるのです。

ゆとり教育の影響なのか、近年、低い目標しか設定できない管理職を多く見かけます。
しかし、それでは組織を高い成長にむけてマネジメントしていくことはできません。

出典:「マネジメント」 P.F.ドラッカー

人の弱みを見るものは、管理職になってはならない【管理職研修の心得④】

多くの管理職が部下のマネジメントに悩みを抱えています。
ドラッカーの管理職研修では、この悩みを明解に解決し、部下の強みを活かし、組織に成果をあげるリーダーへと成長してもらいます。

そのポイントは、部下の「強み」だけを、徹底的に見出し、「弱み」をチームで補い合って、意味ないものとすること。人を強みを活かし、弱みを中和するというチームの哲学は、ドラッカーを習得した管理職の大きな気づきの一つです。

もう少し解説しましょう。

・管理職の役目とは、部下を活かし、組織に高い成果を上げること。

ドラッカーは言います。
「人が何かを成し遂げるのは、強みによってのみである。弱みはいくら強化しても平凡になることさえ疑わしい。」(マネジメント)

部下の成果をあげ、組織マネジメントのおいて高い成果を上げるためには、管理職は部下の強みのみを見る必要があります。

部下の弱みからでは、組織に成果はあがりません。管理職は、部下を人として活かす必要があります。

人を活かすためには、人の強みをみなければいけません。人の弱みばかり見るとしたら、その人を殺すということになります。
これでは、組織をマネジメントして高い成果を上げる管理職の責任ははたせません。

ドラッカーは管理職に、人の強みを引き出し、人の強みをつなげて、弱みはチームで中和し、強みを中心とした組織マネジメントを行うことで、高い成果をあげさせるのです。

出典:「マネジメント」 P.F.ドラッカー

チームへの貢献を考えなければ、成果をあげることはできない【管理職研修の心得⑤】

ドラッカーの管理職研修で育成するのは、自分だけが高い成果をあげるプレイングマネージャーではありません。
自己を高めるのと同時に、部下の強みをつなぎ合わせ、組織に高い成果を上げられるリーダーを育成するのがドラッカーの哲学を活かした、ホンモノの管理職としての研修です。

管理職の役目は、自分だけがプレイングマネージャーとして成果を上げることではなく、メンバーの強みを引き出し、チーム全体の成果に結びつけること。
チームの成果を上げるためには、自己の成果のみを考えていたのでは成果につながりません。
自分の成果をチームにどのように活かしてもらうかという観点、つまり「貢献」という視点がなければ、チームの成果を上げることはできません。

ドラッカーは言います。「知識労働者というものは、自分の強みだけを考えていては成果をあげられない。
自分の強みをいかにチームのために使ってもらえるかを考えなければならない。」と。
ドラッカーのマネジメントを実践して成果を上げる管理職は、チームの理念に、「貢献」というキーワードを重視します。
貢献を意識することによって、はじめて自分の力が活かされ、チームで高い成果をあげるマネジメントができるのです。

出典:「経営者の条件」 P.F.ドラッカー

管理職は、問題解決に目を奪われて、機会を見失ってはならない【管理職研修の心得⑥】

ドラッカーの管理職研修では、単に、組織内部を管理するサラリーマン的管理職を育てることはしません。
起業家的なリーダーとして活動できる人材、つまり、事業の機会を見つけ、自分でビジネスを創れるような人財を育成します。
ドラッカーの管理職研修と、通常の管理職研修では目指すところが全く違うのです。
それは、起業家集団を育てるか、サラリーマン的な集団を育てるかの違いです。

組織のマネジメントにおいて、管理職は日々、多くの問題と接することになります。
多くの管理職は、問題と格闘し、問題におぼれて、成果を上げることができません。
その理由は、我々が経験する受験勉強にあります。
われわれは、学生時代に、受験勉強を通じ、問題解決のトレーニングに習熟します。
結果として問題解決能力の高い人間が育つようになってきます。
しかしこれを経営に置き換えると、よくないのです。

組織のマネジメント、経営の世界においては、問題を解決するよりも、機会を追求しなければ、成果(利益)を生むことはできません。

ドラッカーは言います。
「問題は解決してもゼロになるだけである。管理職は組織のマネジメントにおいて、機会を見出し、追求することがなければ、成果を上げることができない。」

またこうも言います。

「問題に目を奪われて、機会を見失ってはならない。」と

管理職は、問題ではなく、機会について話す必要があるのです。
ドラッカーの管理職研修では、管理職はより機会にハングリーに進化します。
そして、機会を追求するからこそ、高い成果を上げることができます。

あなたは、リーダーとして、問題に目を奪われ、チャンスを見失ってはいませんか?
もっともっと機会に注目し、チームメンバーとも、機会について話す習慣を身につけてください。

出典:「現代の経営」 P.F.ドラッカー

ビジョンを語れないものは事務長にすぎない【管理職研修の心得⑦】

ドラッカーの管理職研修では、上司から言われたことだけを遂行するような、いわゆるサラリーマン的な管理職を育てません。
起業家的に、経営者マインドを持って、リーダーとしてビジョンをつくり、メンバーを方向づけ、マネジメントしていける人財が育つのです。

ドラッカー研修は、「管理職研修」という名をつけていますが、実は自分で新たなビジネスを生み出せるような、挑戦的な起業家のリーダーを育てる「起業家研修」なのです。

・ビジョンとは何か?

ビジョンとは、未来を映し出すTV(青写真・設計図)です。
管理職が、組織のメンバーに対して、この組織を1年後・3年後、どのような組織にするのか?
風土は?人数は?やりがいは?お客様に対する姿勢は?メンバーの生活は? 等。
リーダーは、メンバーに対し、この組織が未来どうなるのか?、組織の未来を示す必要があるとドラッカーは言います。

管理職にビジョンがあるからこそ、メンバーがついていくことができます。
未来への設計図なしでは、メンバーは短期的な仕事に追われるだけで、疲弊していきます。
管理職のビジョンの提示と、それに対する鼓舞があってこそ、組織のマネジメントに火がつくのです。

ドラッカーは言います。
「ビジョン無き者はリーダーではない。それは事務長にすぎない。」と。

管理職がまずすべきことは、組織のビジョンを示し、メンバーに未来をイメージさせることです。
メンバーが動くのは、管理職が魅力的なビジョンを示すからだということを忘れてはいけません。

出典:「経営者に贈る5つの質問」 P.F.ドラッカー

成果をあげるためには、成果を明確に定義し、成果に集中しなければならない【管理職研修の心得⑧】

ドラッカーの管理職研修では、受講者に高い成果を求めます。
ドラッカーは成果に厳しい人でした。管理職として、チームに高い成果を上げられない人間は、リーダー失格だと喝破しました。リーダーに平凡な成果ではなく、圧倒的な成果を求めました。
一般的な管理職研修の成果と、ドラッカーの管理職研修の目指す成果は、全く異なります。

圧倒的、卓越した成果を上げる管理職になることが、ドラッカーの管理職研修の目標です。
管理職は、組織をマネジメントして、組織に高い成果を上げさせるものです。
組織が高い成果を上げる環境を意識的に準備していく必要があります。

・チームを成果に集中させる。

ドラッカーは言います。
「成果を挙げたければ、成果に集中せよ。そして成果につながらない一切の行動をやめさせよ。」と。

高い成果をあげるためには、メンバー全員が成果を意識し、成果に向けて集中する仕事をしなければなりません。

そのためには、管理職がメンバーの成果を明確に定義し、そして成果につながらない活動をやめさせて、はじめて、チームは成果に集中することができるのです。
メンバーごとに、成果を明確に定義し、成果に集中できる組織をつくりましょう。

出典:「経営者の条件」 P.F.ドラッカー

変化の時代に生き残っていくためには、管理職自らが、変革者とならなくてはいけない【管理職研修の心得⑨】

ドラッカーのマネジメントは、変化をマネジメントする哲学です。
「変化をいかにマネジメントして、機会を見出すかを学ぶ」のが、ドラッカーの管理職研修です。
変化をマネジメントし、その先頭に立って時代を切り拓く管理職を、ドラッカーはチェンジリーダーと呼びます。
ドラッカーの研修の重要テーマの一つが、管理職に、変化を恐れるのではなく、変化を利するチェンジリーダーになってもらうことです。

リーダーが変化に対応するたった一つの手段は、自らが変化の先頭に立つことだと、ドラッカー言いました。
管理職=管理する仕事というと、ついついつい社内の内部を管理する職種のようにみえ、変化に保守的になりがちですよね。

この点、ドラッカーの管理職研修の中で、定義される「管理職」の意味は、全く違います。まるで反対です。

・内部志向のサラリーマン管理職ではなく、市場志向の起業家リーダーを育てる

ドラッカーの管理職研修では、管理職は、組織の内部ではなく、市場・顧客に視点を移し、変化を捉えます。
いかに外部の変化に対応して、社内を作り変えていける、「チェンジリーダー」になれるかということを重視します。

管理志向な管理者では、激しい外部環境に適応することはできません。
これからの管理職は起業家的なリーダーでなければなりません。

これからの管理職研修では、いままでのように内部管理のうまい人材を育てるのではなく、市場・顧客という外部に向けた機会を追求できるような起業家人財を育てなければいけません。

外部に向けて起業家的人材の育成にフォーカスしたのが、ドラッカーの管理職研修です。
ドラッカーの管理職研修からは、内部志向ではなく、外部志向・機会志向のチェンジリーダーが生まれます。

出典:「プロフェッショナルの条件」 P.F.ドラッカー

【管理職研修の心得⑩】 管理職は社内に閉じこもっていけない。管理職の定位置はお客さまのところ、現場である。

管理とは内部管理をすることではありません。「経営活動全体を管理」をすることです。
では、経営活動とは何でしょう? 経営で一番大切なものはお客様です。

市場・顧客に買ってもらえて初めて会社は存続することができます。市場と無関係に存在する会社はありません。内部管理だけをしていたのでは、会社はつぶれるのです。

ドラッカーの管理職研修では、内部管理のスキル以上に、顧客に向けての取り組みを最重視します。
内部志向でなく、外部志向、顧客視点の仕事のスキルこそ、経営に最も大切なものです。
管理職は、もっともっと市場に出て、顧客と接点を持つ必要があります。

ドラッカーは言います。
「会社内部にはコストしかない。利益は市場・顧客への貢献無しにはもたらされない。」と。

ドラッカーの管理職研修では、管理職の内部管理ではなく、マーケットに対する取り組み(マーケティング)を徹底して扱います。

顧客に提供する価値を向上することなしには、いかに社内を管理しても利益は一銭も得られません。
経営で最も大切なものは、会社外部にある市場・顧客に対する価値の向上です。
「内部よりも、市場の重要性」そのことを徹底的に叩き込まれるのが、ドラッカーの管理職研修なのです。

顧客への取り組み、事業の価値向上をいかに行っていくかということが、マネジメント(経営管理)の本質です。

・管理職の定位置は社内ではなく、市場である。

管理職は、絶対に社内こもって経営に取り組むことがあってはなりません。
管理職の定位置はお客様のもとであり、1週間のうちに少なくとも3日は顧客訪問と市況把握に時間を費やすべきです。

市場と顧客がわかって初めて、どうしたら、もっと売れるか、市場で勝てるかという、経営戦略も見えてくるのです。

その点、通常の管理職研修では、内部管理ばかりがクローズアップされています。しかし、これは大きな間違いです。

上司へのホウレンソウ・部下のモチベーション・机上の戦略、こういった内部視点ばかりで経営を行っていれば、いつのまにか外部からは取り残され、組織は壊滅します。

だからこそ、ドラッカーの管理職研修では、管理職の視点を外部に向け、市場・顧客にどのように貢献するかという視点(これをマーケティングと言います。)を徹底して叩き込んでいきます。

内部ではなく、市場に機会を見出す、マーケターとして管理職を育てることが重要なのです。

出典:「イノベーションと企業家精神」 P.F.ドラッカー

いかがでしたでしょうか。

今回はドラッカー専門のコンサルタントの視点で、ドラッカーの管理職研修の要点をまとめました。

これから管理職になる方、今後管理職になられる方から、社長、役員まで、ドラッカーのヒントが満載だったと思います。

ぜひ、ドラッカーのマネジメント哲学を取り入れ、次世代管理職を育成して、高い成果をあげていきましょう。

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ブログ執筆者 ドラッカー専門の経営コンサルタント 村瀬弘介

2002年、大学卒業後、株式会社KUBOTAの人事教育部で全社の人材育成を担当。2011年、経営と起業家精神をより深く学ぶために日本経営道協会(コンサルタント)に転職。

2013年、小宮一慶氏の経営する株式会社小宮コンサルタンツに経営コンサルタントとして転籍。本格的な経営コンサルティングを開始。マネジメントを学ぶ中で、【ドラッカーの人を活かす経営】との運命的な出会いを果たす。

人が活かされ、高い成果を上げる幸せな企業をつくることこそ自分の天命だと悟り、2017年独立。「高い理想と自己犠牲の精神で、人の魂の成長に貢献する」「リーダーの人格の向上に奉仕する」をコンセプトに、使命感を持って日々の業務にあたっている。

講師としても依頼が絶えず、全国の商工会議所、経営者団体など各種経済団体でのセミナー講師、上場企業・中堅企業での研修講師を年間200日以上務める。「情熱的でドラッカー愛に溢れる講義は、まるでドラッカーのイタコだ」「ドラッカーが降りてきた」「マネジメントの真髄を見た」と熱狂的に支持する経営者が後を絶たない。

著書:『ドラッカーが教えてくれる 人を活かす経営7つの原則(産業能率大学出版部・Amazon【企業経営部門】第2位)』