「優秀な人材がいません。今の時点で、組織を強くするために、できることはありますか?」セミナーの中での、経営者の方からの質問です。
この記事でまとめたこと
組織の強みの源は知識である
組織の強みの源は、その事業に関するノウハウ(知恵)です。
経営者は、組織の持つ知恵が卓越するように、学び、成長する風土をつくる必要があります。
組織の優劣は何で決まるのか?
ドラッカーは言います。
「組織に優劣があるのではない。学んでいるか、学んでいないかの違いである。」
「組織は優秀な人材を取るからこそ、強くなるのではない。
文化と風土によって自己啓発を動機付けるからこそ、組織は成長する。」
学習する組織をつくる、2つの実践的アイデア
メンバーが共に教え、学び、成長していく組織を、
「学習する組織」と私は呼んでいます。
組織と強化するためには、学習する組織に進化する必要があります。
学習する組織のメンバーは、自己啓発を継続し、成長を喜べる人です。
経営者はメンバーの成長欲求をかきたて、
学習をサポートする指導者でなくてはなりません。
2つのアイデアを実践して下さい。
1.社内読書会 部署を超えたコミュニケーションの向上にもなる
私は、社内の読書会の開催をお薦めしています。
コストもかからずに始めることができ、一年もすると大きな効果が生まれます。
月に1回、ビジネスの参考になる本、
また人としての生き方を考えさせるような良書をテーマに実施します。
事前課題として、その本の該当部分(例えば今回は一章とか)を皆が読み、
テーマをもとに気づいたこと、仕事に活かせることは、どのようなことかをシェアします。
単に学ぶだけではなく、部署・年齢を超えたコミュニケーションも図れ、対話を繰り返すことで、会社のベクトルが合い、集団の力が高まります。
2.成功事例発表会 個の事例を集団で反復可能にする
業務のテーマにおいて、例えば営業なら、営業の成功事例を担当者に発表してもらい、成功事例を共有します。
組織においては、個の成功事例を、組織として反復可能なものにするということは大きな力の向上につながります。
組織のベクトルを併せ、自己啓発を動機付け、成功事例を共有し、反復できるようにして、相互に高め合う事。
社内読書会・成功事例発表会の開催で組織は確実に成長してます。
是非この2つの会を開催してみて下さい。
集団を学習する組織に進化させ、卓越した人財に育て上げていくことができます。
人間の成長は無限です。
最大源の期待をして、最強の組織をつくりましょう。
教材や、テーマについて何か知りたいことがあれば、お気軽にメッセージ下さいね。
参考動画
■参考にしたい人材育成に関する名言
「人が雇われるのは、強みのゆえであり能力のゆえである。組織の目的は、人の強みを生産に結びつけ、人の弱みを中和することにある。」
── ピーター・ドラッカー『マネジメント』
「教えることほど、よく学べる方法はない。人を成長させる最良の道は、その人に人を教えさせることである。」
── ピーター・ドラッカー『非営利組織の経営』
「企業は人なり。事業経営における最も重要な要素は、人である。」
── 松下幸之助
「学びて時に之を習ふ、亦説ばしからずや。」
── 孔子『論語』学而篇
なぜ、今の管理職研修だけでは組織は変わらないのか
ここまでお伝えしてきた考え方や実践法は、確かに組織を変える力を持っています。ただ、正直に申し上げると、個人の工夫や一度きりの研修だけでは長続きしないことも多いのです。担当者が代われば元に戻り、忙しくなればまた元のやり方に引き戻される。そんな会社を、私は数多く見てきました。
変化の遅い時代は、決められたことを回す「管理する管理職」でよかった。しかし今、求められているのは、経営者と視点を合わせ、一丸となって組織に変化を生み出すチェンジリーダーです。生産性、部下育成、理念の浸透——管理職が抱える課題の根本を解くヒントは、すべてドラッカーにあります。だからこそ、普通の管理職研修ではなく、ドラッカーを学ぶ研修が必要なのです。
難解なドラッカー理論を、中小企業がすぐ実践できる「仕組み」に
とはいえ、ドラッカーは難解です。言葉を抽象的に学ぶだけの研修やセミナーは「難しいだけ」で終わり、中小企業の現場では使えないことがほとんどです。
そこで村瀬弘介は、ドラッカーの理論を、中小企業がそのまま実践できる形に体系化しました。それが「村瀬式・ドラッカー7つの原則」です。導入企業は257社以上、土台となる書籍(産業能率大学出版部)は7刷のロングセラーになっています。
「分かる」だけでなく「腹落ちする」研修
知識を詰め込むだけの研修とは違います。受講した社長・管理職の方が、その場で自社の課題に置き換え、「明日、これをやろう」と動き出す。情熱と感動を伴い、心から腹落ちする——それが村瀬式の研修です。これまでの受講実績は1,520名以上。「社長の魂に火がつく」と言っていただくことも少なくありません。
管理職が育てば、組織そのものが変わっていく
一人の管理職が変われば、チームが変わります。チームが変われば、次世代の幹部が育ちます。そして組織全体が、自ら成果を生み出す集団へと変わっていく。管理職研修・社員教育は、その変化の連鎖の起点です。
ドラッカーの原理原則を組織に導入し、成果に集中する強い組織をつくる。それが、村瀬式・ドラッカーの管理職研修です。対象は経営者・経営幹部・上級管理職・マネージャー。社長の判断軸づくり、経営チームの育成、管理職のリーダーシップ向上を、コンサルティングと研修を組み合わせて実現します。
貴社の管理職研修・人材育成の課題に合わせたご相談も承っております。まずはお気軽にお問い合わせください。研修の詳細はこちらのページをご覧ください。
ブログ執筆者:ドラッカー専門の経営コンサルタント 村瀬弘介
中小企業向けに、難解なドラッカー理論を「そのまま実践できる仕組み」へと体系化した「村瀬式・ドラッカー 人を活かす経営7つの原則」を提唱。導入企業257社以上、受講者1,520名以上。全国の商工会議所・経営者団体などでのセミナー講師、上場企業・中堅企業での研修講師を年間200日以上務める。著書『ドラッカーが教えてくれる 人を活かす経営7つの原則』(産業能率大学出版部)は7刷を重ねるロングセラー。「情熱的でドラッカー愛に溢れる講義は、まるでドラッカーのイタコだ」と支持する経営者が後を絶たない。



