■事業使命の定義こそ、ドラッカーがもっと大切にした考え方

こんにちは、ドラッカーコンサルタントの村瀬弘介です。

ドラッカーは経営者に会うと、先ず初めにあなたの事業の使命は何か?と聴きました。

使命とは、事業の存在意義、事業の物語なぜあなたがその事業をするのかということです。

この使命・事業のストーリーの重要性は現在社会の中でますます高まっています。

■モノ余りの時代だからこそ、事業の背景が重要になる。

モノ余りの時代、顧客はどこから商品・サービスを買うか?

それは、共鳴できるストーリーを持つ会社、共感できる価値観を持つ会社なのです。

物的満足の時代が終わり、人は精神的、魂的な満足を求め始めています。

だからこそ、企業はマーケティングにおいても製品の良さだけではなく、製品の背景にある自社の精神、価値観、つまりなぜ自社がこの事業を行うのかという、顧客にとって魅力的なストーリーを提示する必要があります。

■機能ではなく、ストーリーを売り込んだアップルの営業マン

アップルの営業マンは昔、わが社はデザインを通じて世界を変えようとしている、そのような美学を持ったお客さんにマックを使ってもらいたいと定義し製品の機能・品質のみをPRしていた他社に対し大きく差別化された魅力を生みました。

使命・価値観を中心とした事業の在り方は、ストーリーマーケティングともいわれます。

御社が顧客に提示する、共感してもらえる魅力的なストーリーは何ですが?

単にものやサービスの販売でなく、ストーリー、価値観、大儀から精神的に深いレベルのマーケティングを行って下さい。

■弊社の使命は、ドラッカーの人間中心の経営の普及によって世の中を幸せにすること

私は、単にドラッカーをコンサルティングの商品として扱うのではなく、ドラッカーを活かして、本当に働く人が生き、幸せな社会を実現したいと思う真摯なリーダーを生み出すという価値観を胸に仕事を行っています。

私のビジネスにおいても、この自社独自のストーリーを今後存分に語りそのストーリーに共鳴いただける経営リーダー様とお仕事を共にしたいと考えております。

モノ余りの時代、この使命・価値観・大義・ストーリーという精神的スピリチャル的な充足を自社のマーケティングに取り入れる必要があるのです。

是非、自社のストーリーは何か?

魂からの、使命からのストーリーは何か?

ビジネスを通じて、心から実現したい世界像は何か?

じっくり考えるところから事業を再定義されてみて下さい。

今後の経営戦略が深いレベルで進化していきます。

■参考にしたい事業の使命に関する名言

「企業の目的は、それぞれの企業の外にある。企業は社会の機関であり、その目的は社会にある。企業の目的として有効な定義は一つしかない。すなわち、顧客の創造である。」
── ピーター・ドラッカー『現代の経営』

「われわれの事業は何か。何であるべきか。この問いに答えることが、経営者の第一の責任である。」
── ピーター・ドラッカー『マネジメント』

「企業は利益のために存在するのではない。使命を果たすために存在し、利益はその条件である。」
── ピーター・ドラッカー

「企業は何よりもまず、社会に貢献するために存在する。世のため人のために尽くすことが企業の使命である。」
── 松下幸之助

なぜ、今の管理職研修だけでは組織は変わらないのか

ここまでお伝えしてきた考え方や実践法は、確かに組織を変える力を持っています。ただ、正直に申し上げると、個人の工夫や一度きりの研修だけでは長続きしないことも多いのです。担当者が代われば元に戻り、忙しくなればまた元のやり方に引き戻される。そんな会社を、私は数多く見てきました。

変化の遅い時代は、決められたことを回す「管理する管理職」でよかった。しかし今、求められているのは、経営者と視点を合わせ、一丸となって組織に変化を生み出すチェンジリーダーです。生産性、部下育成、理念の浸透——管理職が抱える課題の根本を解くヒントは、すべてドラッカーにあります。だからこそ、普通の管理職研修ではなく、ドラッカーを学ぶ研修が必要なのです。

難解なドラッカー理論を、中小企業がすぐ実践できる「仕組み」に

とはいえ、ドラッカーは難解です。言葉を抽象的に学ぶだけの研修やセミナーは「難しいだけ」で終わり、中小企業の現場では使えないことがほとんどです。

そこで村瀬弘介は、ドラッカーの理論を、中小企業がそのまま実践できる形に体系化しました。それが「村瀬式・ドラッカー7つの原則」です。導入企業は257社以上、土台となる書籍(産業能率大学出版部)は7刷のロングセラーになっています。

「分かる」だけでなく「腹落ちする」研修

知識を詰め込むだけの研修とは違います。受講した社長・管理職の方が、その場で自社の課題に置き換え、「明日、これをやろう」と動き出す。情熱と感動を伴い、心から腹落ちする——それが村瀬式の研修です。これまでの受講実績は1,520名以上。「社長の魂に火がつく」と言っていただくことも少なくありません。

管理職が育てば、組織そのものが変わっていく

一人の管理職が変われば、チームが変わります。チームが変われば、次世代の幹部が育ちます。そして組織全体が、自ら成果を生み出す集団へと変わっていく。管理職研修・社員教育は、その変化の連鎖の起点です。


ドラッカー7つの原則研修

ドラッカーの原理原則を組織に導入し、成果に集中する強い組織をつくる。それが、村瀬式・ドラッカーの管理職研修です。対象は経営者・経営幹部・上級管理職・マネージャー。社長の判断軸づくり、経営チームの育成、管理職のリーダーシップ向上を、コンサルティングと研修を組み合わせて実現します。

貴社の管理職研修・人材育成の課題に合わせたご相談も承っております。まずはお気軽にお問い合わせください。研修の詳細はこちらのページをご覧ください。

ブログ執筆者:ドラッカー専門の経営コンサルタント 村瀬弘介

中小企業向けに、難解なドラッカー理論を「そのまま実践できる仕組み」へと体系化した「村瀬式・ドラッカー 人を活かす経営7つの原則」を提唱。導入企業257社以上、受講者1,520名以上。全国の商工会議所・経営者団体などでのセミナー講師、上場企業・中堅企業での研修講師を年間200日以上務める。著書『ドラッカーが教えてくれる 人を活かす経営7つの原則』(産業能率大学出版部)は7刷を重ねるロングセラー。「情熱的でドラッカー愛に溢れる講義は、まるでドラッカーのイタコだ」と支持する経営者が後を絶たない。

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